日本の有識者懇談會「21世紀構想懇談會」は6日、安倍晉三首相が間もなく発表する予定の、戦後70年談話の報告書を提出する予定だ。安倍首相は15日の日本の敗戦70周年記念日前に、報告書の內容、1995年の村山談話に関する評価を參考にし、安倍談話を発表すると報じられている。
安倍首相が談話を発表する真の狙いとは何か、中國が注目すべき重要な問題とは何か?これについては、次の3點に要約される。
問題一 談話の重要な內容は?
民間シンクタンク?察哈爾學會の研究員の王沖氏は、安倍談話が村山談話の精神を継承すると表明するか否かが最も重要だと指摘した。村山談話は日本政府の戦爭に関する定義、歴代政権の戦爭に対する最も客観的な態度を示しており、最も國際社會に受け入れられている。
日本の敗戦50周年に際し、時の村山富市首相は村山談話を発表した。村山氏の名が冠されているが、これは村山氏の私的見解という意味ではなく、內閣全體の戦爭に対する態度が示されている。村山談話には、(1)侵略を認める(2)植民地支配を認める(3)深い反省と心からのおわびを表明する――という3つの主な內容が含まれる。
しかし日本メディアは、國內外で最も注目されている村山談話の継承を同懇談會が直接議題にしていないと報じ、安倍首相は村山談話の內容をそのまま継承することに消極的だと予想した。