イギリスの「ガーディアン」もこの表現について、「これは隣國の不満を招くだろう」としています。
安倍談話では、日本の侵略と殖民地支配行為に直接言及しておらず、「國際紛爭を解決する手段として、いかなる武力の威嚇や行使も、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別する」と言った第三者の口調で話しました。
BBCは、「第二次世界大戦中、中國、韓國などの國が日本の殖民地侵略の多大な被害を受けたため、これらの國々は安倍首相が今回の談話で反省とお詫びをするかどうかを注目している。安倍首相は関連國家の気持ちに配慮するだけでなく、政府が戦爭行為に関する反省とお詫びを行うようにという國內の呼びかけにも答えなければならない」と報道しています。
アルジャジーラテレビは、「1995年戦後50周年に発表された村山談話はお詫びと侵略の言葉を明確に表し、日本が深く反省すると表明した。今まで村山談話の立場と精神は歴代の日本政府に継承されてきた。安倍首相の今回の談話は、日本とその他の侵略されたアジアの國々との関係に直接影響を及ぼすので、言葉の選び方は非常に重要だ」としています。