安倍談話、侵略戦爭を美化
安倍談話は日露戦爭を公然と美化し、アジアやアフリカの人々に勇気をもたらしたと稱した。しかし実際には日露戦爭後の1910年、日本は朝鮮半島を併呑し、植民地支配を開始した。
安倍首相は慰安婦問題についても、戦時中に多くの女性の尊厳と名譽が踏みにじられたとし、日本が侵略戦爭中に慰安婦を強制連行したことによる被害を率直に認めず、謝意を表することもなかった。
全體的に見ると、安倍談話は村山談話の精神を継承するとしておらず、むしろ安倍首相が自らまとめた戦爭について「銘記する」部分を、「今後の歴代內閣の揺るぎなき立場」としたが、これは非常に不適切だ。談話の基調を見ると、安倍談話は村山談話から大きく後退した。