25日午前、第11回「北京－東京フォーラム」が閉幕した。閉幕式で、フォーラムの出席者は24日午後の分科會の內(nèi)容と成果を紹介した。中國國際戦略研究基金會學(xué)術(shù)委員會主任の張沱生氏は安全分科會の狀況について報告した。発言の內(nèi)容は以下のとおりである。

中日雙方には依然として大きな食い違いがあるが、良好かつ率直な雰囲気で意見交換をした。中國側(cè)は総合的な脅威への認(rèn)識、総合的な対応方法と國際協(xié)力への更なる重視という安保分野における中國の変化を紹介した。また、中國は防御目的の國防政策、協(xié)力を重視した新しい安全観を維持する。日本側(cè)は新たな日米防衛(wèi)協(xié)力のための指針と新安保法制について紹介した。

そして、雙方は相手に対する関心事を會議で取り上げた。中國側(cè)が主に新安保法制について質(zhì)問したのに対し、日本側(cè)は南中國海における中國の人工島の建設(shè)問題に関心を寄せた。雙方はこの場で問題を解決することはできないが、対話は、相手への理解を深め、誤解を溶くことにつながる。

安保分野における両國の協(xié)力について、中日雙方は危機管理システムの強化、安全対話システムの回復(fù)、非伝統(tǒng)的な安全協(xié)力の強化、地域間の安全における?yún)f(xié)力の強化という四點で一致した。

中日雙方の安保分野での協(xié)力は難しいが、2015年に入ってから安全に関する対話を再開し、東中國海の情勢は沈靜化している。今後の協(xié)力について、雙方は現(xiàn)狀に基づき徐々に協(xié)力を展開する、中米両軍の交流の経験を參考にする、共通の安全を探るという3つの原則を維持することで一致した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2015年10月25日