日本の安倍晉三首相は17日午前、「內閣総理大臣」として、靖國神社に「真榊」と呼ばれる供物を自費で奉納した。安倍內閣の潮崎恭久厚生労働大臣、大島理森衆(zhòng)議院議長、伊達忠一參議院議長らも同日、靖國神社に供物を奉納した。
安倍首相はなぜこの時期に靖國神社に供物を奉納したのだろうか?供物の奉納のみで參拝しなかったことには、どのような政治的狙いがあるのだろうか?
元新華社駐東京分社記者の馮武勇氏は、「春季?秋季例大祭に供物を奉納するのは、安倍首相の慣例で、靖國參拝が批判を浴びてからこの手法をとり続けている。これは日本國內の保守勢力と右翼政治家の需要を満たし、歴史問題で、特に海外の物議を醸すことを回避できる」と分析した。
右翼女性政治家の稲田朋美氏が防衛(wèi)大臣就任後に靖國神社を參拝するかが、今年の注目點になった。稲田氏は日本の政界で極端な保守的立場で知られ、毎年の春季?秋季例大祭で靖國神社を欠かさず訪れる。稲田氏は安倍內閣の行政改革擔當大臣に就任していた際にも、靖國神社を參拝していた。稲田氏は今年4月、自民黨政調會長として複數(shù)の自民黨議員と靖國神社を參拝した。
しかし稲田氏は、防衛(wèi)大臣に就任してから初の「參拝日」である今年8月15日に、ジブチの自衛(wèi)隊を視察するため出張した。これは意図的に參拝問題を回避したとみなされ、防衛(wèi)大臣就任中に靖國參拝を避けるという憶測を呼んだ。
アナリストは、「稲田氏は最近の國會答弁で散々な目にあっており、さらに參拝すれば厄介なことになる。稲田氏が軽率に參拝する可能性は低い」と指摘した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2016年10月18日