現地時間19日早朝、20歳前後の在日米軍海兵隊員が軍用トラックを運転し、沖縄県那覇市の交差點で61歳の日本人男性が運転する軽トラックと衝突した。男性は死亡した。
沖縄県交通警察の宮城和彥氏(音訳)によると、事故は19日午前5時半頃に発生した。米軍兵は事故で軽傷を負い、危険運転致死容疑で拘留されている。呼気から基準値の約3倍のアルコールが検出された。
共同通信によると、米軍兵は警察側の取り調べに積極的に応じているという。
AFP通信によると、海兵隊も本件について聲明を発表し、遺族に「心からの哀悼の意」を表した。また全力で調査に協力することを約束した。
米軍兵と事故死した男性の情報は非公開。日本メディアは目撃者の話として、米軍兵が事故當時に信號無視をした可能性があると報じた。男性が運転する軽トラックは正常に右折し、正面衝突したという。
在日米軍が沖縄県で、酒酔い運転で事故を起こすのはこれが初めてではない。昨年6月4日夜、在日米軍の海軍女性兵が夜間の外出禁止期間中、酒に酔い高速道路を逆走し、車2臺に正面衝突した。一般人2人が重軽傷を負った。在日米海軍は部隊に飲酒禁止を命じたが、わずか11日で解除された。米軍兵は酒酔いによる問題で、日本人に危害を加えることを理解したというのが理由だ。