本書発表會終了後、専門家と學者は衆院選後の日本の國內外情勢及び中日関係の動向について議論?交流した。高所長は「現在の中日関係は客観?冷靜?成熟?正常の軌道上で発展しており、小競り合いがあっても決裂しないことが常態となっている。雙方は新情勢下の両國間の相互依存及び協力の基礎を固めることで、健全かつ安定的な、調和的に付き合う、互恵?ウィンウィンの新段階を切り開き、両國民に利益をもたらす必要がある」と指摘した。
シンポジウムの席上、専門家と學者は日本経済界の最大規模の代表団が訪中したことを評価し、雙方がこの友好的雰囲気を利用し、より広い分野で協力を展開することを願うとした。張副所長は「人類運命共同體を構築する背景のもと、中日の競爭は將來的にやや拡大するが、雙方は一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)枠組み、世界バリューチェーン、世界資源配置、地域経済協力で協力の高い將來性を手にする。中日経済?貿易関係は全體的に好転する」と予想した。
中日友好事業に61年間身を捧げる、日中未來の會の南村志郎代表は発言の際に、「両國民の歴史問題の認識の溝を埋め、両國の若い世代に中日友好の重要性を理解させることが現在、中日交流事業の重大な課題になっている」と指摘した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月24日