米國は7月、在日米軍の駐留経費(fèi)負(fù)擔(dān)を4倍に増やすよう求め、日本側(cè)に斷られていた。日本政府の関係者が16日、明らかにした。

　日本側(cè)はこの提案が「非現(xiàn)実的」であり、日本側(cè)の態(tài)度に探りを入れるドナルド?トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)の「取引の一環(huán)」の可能性があると判斷した。

　【法外な値段をふっかける】

　匿名の日本政府関係者は共同通信の記者に対して、7月に日本を訪問したジョン?ボルトン氏（當(dāng)時の國家安全保障問題擔(dān)當(dāng)大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官）が、日本に「法外な値段」をふっかけたと明かした。トランプ氏は、日本と韓國が負(fù)擔(dān)する米軍駐留経費(fèi)が不十分であるとし、両國に大幅な負(fù)擔(dān)拡大を求めた。共同通信によると、トランプ氏が日本側(cè)に具體的な拡大幅を示したのはこれが初。

　現(xiàn)在5萬4000人の米軍兵士が日本に駐留している。日本の2019年度財政予算によると、日本の負(fù)擔(dān)は約1974億円。ボルトン氏の要求に基づき4倍に増やすならば9870億円になる。

　ボルトン氏は7月下旬に訪日し、當(dāng)時の河野太郎外務(wù)大臣、巖屋毅防衛(wèi)大臣、谷內(nèi)正太郎國家安全保障局長と會談した。會談の內(nèi)容に詳しい消息筋によると、ボルトン氏は米國が韓國政府の負(fù)擔(dān)を5倍に拡大するよう求めているため、日本も同じ割合で負(fù)擔(dān)を拡大することを願うと述べた。

　米外交誌フォーリン?ポリシーは15日、複數(shù)の米政府関係者の話として、ボルトン氏の日本側(cè)に対する要求は4倍で、駐留経費(fèi)を80億ドルに引き上げるよう求めていたと報じた。