日本の東京大學(xué)は公式サイトで15日、同校の大澤昇平特任準(zhǔn)教授がツイッターで中國人を差別する投稿を何度も行い、同校の名譽(yù)と信用を損ねたとして同日付けで懲戒解雇したと発表した。

　東大は発表した情報の中で、大澤氏の同校の違反事項(xiàng)を具體的に挙げた。これには、大澤氏のツイッターの投稿が國籍もしくは民族を差別した、関連コースが反日勢力に支配されているような悪い印象を與えた、元本學(xué)特任教員を根拠なく誹謗?中傷した、同校教員の人格権を侵害したといった5つの內(nèi)容が含まれる。情報によると、東大は同校の短時間勤務(wù)有期雇用教職員就業(yè)規(guī)則第85條の規(guī)定に基づき、大澤氏を懲戒解雇した。

　また情報によると、東大は再発防止に向け、全校の力をあげて教職員の倫理規(guī)範(fàn)を徹底し、教員採用手続の在り方を再検証し、國籍や民族の異なるあらゆる學(xué)生が十分に活躍できる大學(xué)にするため努力するとした。

　東大が発表した情報は、日本の各主流メディアに転載された。日本の多くのネットユーザーは「大澤氏には実力がなく、ただの炎上商法だ。東大を支持する」と表明した。

　大澤氏は東大の処分が「不當(dāng)」としている。大澤氏はツイッターで、15日午前に東大キャンパス內(nèi)で論文を執(zhí)筆していたところ、急に部屋に入ってきた職員から追い出されたと投稿した。また東大キャンパス內(nèi)への立入禁止を通達(dá)され、研究資料が自宅に郵送されることになったという。またツイッターの投稿をやめるよう求められたという。

　大澤氏は昨年11月にツイッターで「中國人を採用しない」「中國人は書類で落とす」といった差別的な投稿をし、物議をかもした。大澤氏はツイッターで「東大最年少の準(zhǔn)教授」と自稱した。ところが懲戒解雇の情報が伝わると、ネットユーザーから肩書を「東大から解雇された」最年少の準(zhǔn)教授に変えるよう提案された。

　?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?　2020年1月16日