五輪延期の翌日に感染狀況が突然「重大局面」に
新型コロナウイルスの感染拡大は予想を上回るスピードだった。深刻な狀況を受け、3月24日、日本はやむを得ず五輪延期を発表した。この日、世界では40萬(wàn)人近い感染者が確認(rèn)され、死者は1萬(wàn)7000人に上った。
この日を境に、日本の新規(guī)感染者は驚くほど急増した。
?。吃拢玻慈找越怠⑷毡兢危比债?dāng)たりの新規(guī)感染者數(shù)は増え続け、4月に入ると400人を上回るように。4月11日には過(guò)去最多の719人を記録した。
五輪延期が発表された翌日、五輪は延期しないと繰り返し強(qiáng)調(diào)していた小池百合子?xùn)|京都知事は突然、東京の狀況について「感染爆発の重大局面」と強(qiáng)調(diào)し、都民に週末の外出の自粛を要請(qǐng)、「このままの推移が続けば、ロックダウン(都市の封鎖)を招いてしまう」と危機(jī)感をあらわにした。
?。橙涨挨蓼扦ㄒ?jiàn)を楽しんでいたのに、その3日後に突然の都市封鎖の可能性?鳩山由紀(jì)夫元首相は3月25日、「 東京五輪の実現(xiàn)のために感染者の數(shù)を少なく見(jiàn)せ、東京はコロナを抑えている如く厳しい要請(qǐng)を避けて來(lái)られたが、延期と決まった矢先にこのパフォーマンスだ。その間にコロナは広がってしまった。あなたは都民ファーストよりオリンピックファーストだったのだ」と小池氏を揶揄した。
態(tài)度を変えたのは小池氏だけではない。それまで同じように五輪開催に楽観的態(tài)度で、日本は緊急事態(tài)宣言の必要はないと繰り返してきた安倍首相も3月28日、新型コロナウイルスについて「いつ急拡大してもおかしくない」とし、その10日後に首都東京など7都府県を?qū)澫螭耍翟拢度栅蓼扦尉o急事態(tài)宣言を行った。
それから狀況は悪化の一途をたどっている。4月17日、小池都知事は「見(jiàn)えない敵に共に打ち勝とう」とGWの外出の自粛を要請(qǐng)した。
GWは5月前後の長(zhǎng)期連休で、毎年多くの人が出かけ、各地の重要な観光収入源となっている。例年は観光客の呼び込み爭(zhēng)奪戦となるGWにまさかの待ったがかけられた。
感染癥対策が相次いで打ち出されているものの、人々の懸念を打ち消すには至っていない。日本の緊急事態(tài)宣言は遅すぎという見(jiàn)方が強(qiáng)く、安倍首相の「対応の遅さ」や「國(guó)民感情とのズレ」を批判する聲が高まっている。
緊急事態(tài)宣言は遅すぎた?たちこめる不安