新潟県三條市の民間団體?三條市國際交流協(xié)會が主催するツアー「第30回三條市民友好の翼」のメンバー78人が16日から18日にかけて湖北省鄂州市を訪問しました。日本政府関係者によると、コロナ後に中國を訪れた民間訪問団としては最大規(guī)模だということです。
両市は今年4月に友好都市締結(jié)30周年を迎え、8月には三條市の滝沢亮市長が率いる訪問団が鄂州市を訪れています。
今回の「友好の翼」一行は15日に新潟空港を出発し、上海で一泊した後、現(xiàn)地集合のメンバーを加えて総勢78人で鄂州市に到著しました。
16日夜には鄂州市政府主催の歓迎の夕食會が行われ、中國共産黨鄂州市委員會の孫兵書記と盧輝副市長らが出席しました。盧輝副市長が「鄂州市の百萬人の市民と政府を代表して、心より熱烈な歓迎の意を表す。友好都市締結(jié)30周年を契機(jī)に、私たちの友好交流がますます密接なものになると信じている」とあいさつすると、三條市市民部の長谷川考基部長が滝沢市長からの手紙を代読し「私も本年8月に鄂州市を訪問し、鄂州花湖國際空港(2022年に開業(yè)した中國初の貨物ハブ空港)や市內(nèi)を視察して、その目覚ましい発展を體感し、人々の溫かさに觸れた。今回訪問する三條市民と鄂州の方々の実りある交流を期待している」と伝えました。歓迎會では、二胡と揚(yáng)琴の演奏、歌や踴りなどが披露されたほか、孫兵書記と「友好の翼」の髙波久雄団長による記念品交換が行われました。
歓迎會について三條市商工會議所副會頭の野崎正明さんは「前回、鄂州市を訪れた2011年と比べるとかなりゴージャスな印象を受けた。それをとてもうれしく思う。なぜなら、それだけ鄂州市が発展しており、その発展に三條市との友好都市関係が少なからず貢獻(xiàn)できているはずだからだ」と感想を述べました。
17日に一行は市內(nèi)視察として産業(yè)展示センター、老年大學(xué)、都市展示館、武昌學(xué)校、鄂州博物館などを巡りました。老年大學(xué)は定年退職をした年齢の市民が太極拳や書道、楽器、切り紙などを?qū)Wべる施設(shè)です。「すべて無料です」というガイドの説明を聞いて、ツアーの參加者からはうらやむ聲が上がりました。書道の教室では、髙波久雄団長ら有志が筆を取り、書道の腕前を披露する一幕もありました。
同日夜には、「友好の翼」側(cè)が鄂州の人々への答禮パーティーを開催しました。鄂州市の王璽瑋市長を始めとする政府関係者のほか、過去に研修生(技能実習(xí)生)として三條市に滯在したことのある鄂州市民らが招かれました。
王璽瑋市長はあいさつの中で「1998年の夏に鄂州が百年に一度といわれる洪水に見舞われた時も、2011年3月に三條市が大地震に見舞われた際も、2020年の新型コロナウイルスの流行の時にも、両市は真っ先に互いに支援を提供してきた。90年代には600人を超える鄂州の若者が三條市の企業(yè)で技術(shù)を?qū)Wび、鄂州市の経済と社會の発展に大きくつながった。三條市からは『友好の翼』を通じて1500人以上が鄂州を訪れ、交流が行われてきた。これからも皆さまと共に、両市の持続的かつ健全な発展のために貢獻(xiàn)することを誓う」と述べました。
鄂州市を出発する18日の朝、髙波久雄団長は「自分が元?dú)荬氏蓼辘稀⒈丐氦蓼拷预丹螭蚨踔荬诉Bれて來る。(コロナ後に中國を訪問できるようになり)北京など他の都市にも久々に行きたい」と意欲を見せました。
「友好の翼」一行は鄂州花湖空港から上海へと出発し、上海市を観光した上で19日に帰國します。(梅田謙)
「中國國際放送局日本語版」2024年10月19日