聶海勝、張暁光、王亜平の3人の宇宙飛行士は、宇宙ステーションに15日間滯在する。中國の宇宙飛行では最長の滯在期間となる。宇宙船「神舟10號」は「天宮1號」と1回の自動ランデブードッキングと1回の宇宙飛行士による手動ドッキングを行うことになっている。
13日に、神舟10號は天宮1號と最初のドッキングを行う。2011年9月に打ち上げられた天宮1號は、正確に軌道に入った神舟10號を再び迎える。天宮1號と神舟10號の結合體の飛行中、3人の飛行士は天宮1號に入り多項目の醫學実験、技術テスト、宇宙授業を行う。
宇宙船「神舟」の打ち上げは今回で10回目であり、楊利偉飛行士が神舟5號に搭乗し初飛行してからちょうど10年になる。これまでに、10人の中國の宇宙飛行士が宇宙を訪れた。
「『10』は中國にとって特別な意味がある」と話す中國有人宇宙プロジェクトのチーフエンジニアの周建平氏は、神舟10號が任務を完璧にこなすことに自信を示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月13日