イギリスの『フィナンシャルタイムズ』は1月16日、「中國(guó)が車(chē)購(gòu)入から相乗りに移行」という見(jiàn)出しの記事を掲載した。中國(guó)はまもなく亥年を迎えるが、亥年が象徴する「どん欲さ」は中國(guó)人の新車(chē)購(gòu)入意欲にまで及んでいない。12月の中國(guó)の自動(dòng)車(chē)販売臺(tái)數(shù)は前年比20%減少し、2018年の販売臺(tái)數(shù)は約20年ぶりの減少となった。自動(dòng)車(chē)所有という「アメリカンドリーム」は20年前、米國(guó)をはじめとし全てのすばらしい物を象徴していたが、現(xiàn)在は太平洋の対岸でも消えつつある。
多くのアナリストは、更にひどい狀況はまだ來(lái)ていないとの見(jiàn)解を示す。ゴールドマンサックスのアナリストは、「在庫(kù)が長(zhǎng)年の最多になり、その數(shù)も増え続けている」とし、中國(guó)の2021年の自動(dòng)車(chē)販売臺(tái)數(shù)は2017年を下回ると予想。當(dāng)時(shí)、世界の販売臺(tái)數(shù)の70%が中國(guó)だった。世界の多くの自動(dòng)車(chē)メーカーが中國(guó)事業(yè)を展開(kāi)しているため、中國(guó)大陸の販売臺(tái)數(shù)の減少すれば、世界に影響が及ぶ。
ゴールドマンサックスは先日、「未」と題した報(bào)告を発表。これは中國(guó)自動(dòng)車(chē)市場(chǎng)の需要回復(fù)がまだ訪れていないことを意味する。しかし、この金融大手は報(bào)告の見(jiàn)出しを「永遠(yuǎn)にないかもしれない」に変えるべきではないだろうか。同報(bào)告がより厳格な貸付條件、株式市場(chǎng)変動(dòng)、不動(dòng)産価格下落などの周期的要因を多く引用しているためが、それだけが原因でないとすればどうだろうか。
実は、「世俗」的な要因もある。自動(dòng)車(chē)販売臺(tái)數(shù)の減少は、まもなく消える周期的現(xiàn)象というだけではない。自動(dòng)車(chē)はシェアリングエコノミーを特徴とした大規(guī)模な変化の最前線にあり、シェアリングエコノミーは本質(zhì)的に言えばデフレ現(xiàn)象の一種である。自動(dòng)車(chē)は所有意欲が高かったものから一種のサービスに変わり、中國(guó)はその変化の最前線に立ち、変化の真っ只中にいる。関連の小売データは中國(guó)の経済成長(zhǎng)の鈍化を示しているが、中信里昂証券のアナリストは、小売データはその傾向の一部を示すに過(guò)ぎないとしている。相乗りやライドシェアなどのサービスは中國(guó)の都市部住民の車(chē)購(gòu)入が減少した主な原因の1つで、農(nóng)村部住民より収入が多くても、単純に「高くて買(mǎi)えない」ことが理由ではない。
父親世代と比べて、中國(guó)の若者は消費(fèi)欲が高いが、運(yùn)転中は攜帯電話を使用できないこともあり、車(chē)の購(gòu)入意欲はそれほど高くない。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」 2019年1月17日