北京市(區?県)黨政機関が募集する公務員について今年から、職位の8割が2年以上の基礎的業務経歴が求められることになった。來年には特殊職位を除き、市(區?県)黨政機関公務員は大卒者の新規採用は行われず、すべて基礎業務経歴を有する社會人採用となる。上海市でも2010年度の公務員募集の中で、市級機関、區?県機関など、2年以上の基礎業務経歴が求められる職位は7割を超えている?!钢袊嗄陥蟆工瑏护à俊?/p>
國家機関および多くの都市の公務員募集で新卒者採用比率が減少している中、大學生は公務員試験というこの難関にまだ挑むのだろうか?中國青年報社會調査センターが先週、ウェブサイト「題客調査網(qtick)」を通じて現役大學生(院生および高等職業専門學校生を含む)2385人を対象に行った就職希望に関する専門調査結果によると、黨政機関(公務員)への就業チャンスに期待する大學生は今もなお34.2%に達しており、「公務員には魅力を感じない」とした大學生は僅か7.0%だった。
公務員のどのような點が最も大學生を惹きつけるのか?今回の調査結果によると、「福利厚生が充実」がトップで66.5%、「安定性」が66.3%、「確実」が59.5%、以下順に、「高給與」(46.9%)、「業務が楽」(45.2%)、「社會的地位が高い」(43.9%)、「その他収入が多い」(19.2%)、「強い権力」(18.3%)などが続いた。
中國人民大學労働人事學院の劉爾鐸?副院長によると、大學生の公務員受験の情熱に変わりはなく、新卒者の採用人數が既に大幅に減らされていることがあまり知られていない可能性があるという。さらに重要なのは役人部門に関する問題であり、多くの國家の公務員は職位である一方、中國の公務員には今もなお権力、果ては権力の力を借りる問題が存在している。劉副院長は、大學生は冷靜に公務員の職業選択を行い、すべての人が公務員に適しているわけではないとしている。
「人民網日本語版」2010年3月23日