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市民と卓球に興じる溫総理
豊臺體育センターの側にある豊臺區大井社區(コミュニティ)は近年、老朽建築の改築や緑地造成により、住民の生活環境が著しく改善している。溫家寶総理は3日午前、同社區に足を運び、新しい道路が幅広く環境が美しいこと、住民用のフィットネス施設があり、多くの人が利用していることなどを見て喜び、住民らと卓球に興じた。集まった人々に溫総理は「『オリンピックは我が家で行われ、成功はみんなにかかっている」とのみなさんのスローガンはとても良い。北京が近年行ったインフラ整備、五輪施設建設、緑化、環境保護は、オリンピック開催に向けた環境整備であると同時に、北京の持続可能な発展と市民生活の改善のための環境整備でもある。北京市の共産黨委員會と政府は多くの仕事をし、市民も大きな努力を払ってきた。オリンピックには閉會があるが、その後もみなさんはここで長く暮らしていかなければならない。住民をオリンピックの最大の受益者にしなければならない」と述べた。
ボランティアの赤い腕章をしている住民も多く見られた。全市では100萬人以上がボランティアに參加している。溫総理は「五輪ボランティアは社會の治安を守り、社會サービスをしっかりと行い、社會の調和を促進し、実際の行動でオリンピックに參加し、貢獻を果たしている」と述べた。また、ある一家を訪問し、生活狀況を親身にたずねた。一家が現在の生活環境の改善に満足していることを確かめると、溫総理は「オリンピックは短いが、それが殘す精神は永遠です。わたしと劉淇書記は、オリンピック後も北京はこのきれいさを保ち、永遠にきれいであることを保障します」と笑いながら話した。
「人民網日本語版」2008年8月4日 |