24日は北京五輪最後の日。北京は快晴。朝、行われた男子マラソンコースの沿道で、中日両國(guó)の國(guó)旗を手に応援している観客の中に、宮本雄二日本大使ら日本の政府関係者の姿がある。 宮本大使は、北京五輪を振り返り、「予想したより遙かに良かった。とくに、ボランティアの人がすばらしかった。個(gè)々の競(jìng)技の運(yùn)営も非常に手際よく行われていて、さすが中國(guó)だと感心した」と話した。 また、「當(dāng)初、心配していた環(huán)境も、すばらしい青空の日が続いた。長(zhǎng)い間努力した結(jié)果が表れて、心から喜んでいる」と、北京が行った環(huán)境改善への努力を高く評(píng)価した。さらに、「中國(guó)人はこれを契機(jī)に、世界に開(kāi)かれた國(guó)、責(zé)任のある國(guó)民の姿を世界にアピールできたと思う」と語(yǔ)った。 五輪が今後の中日関係に與える影響について、宮本大使は、「五輪期間中、日本人は中國(guó)人の応援を目にし、耳にすることができたし、北京にいる日本人も一生懸命中國(guó)を応援した。選手同士の交流もあっただろうし、良い日中交流の機(jī)會(huì)でもあった。もともと良好な日中関係は、これからさらに良くなると思う」と語(yǔ)った。 一方、同じく応援に駆けつけた衆(zhòng)議院議員で、文化科學(xué)大臣政務(wù)官の萩生田光一(はぎうだ こういち)氏も、「北京と中國(guó)政府による心づくしの大會(huì)運(yùn)営に敬意を表す。中國(guó)人の明るさ、親しみやすさを世界に向けて発信した。また、スポーツの面でも、中國(guó)の実力を示した大會(huì)だった」と話した。 なお、2016年の五輪誘致を進(jìn)めている東京にとって、北京五輪は競(jìng)技施設(shè)がコンパクトにまとまっている點(diǎn)と來(lái)客の受け入れなどの面で參考になったと語(yǔ)った。 「中國(guó)國(guó)際放送局 日本語(yǔ)部」より2008年8月24日 |