資料:中國鉄道60年の建設年表
1952年、成渝鉄道が完成し、新中國成立後初めての鉄道となった。
1953~1957年の第一次五カ年計畫のなかで、西部地區に初めて鉄道が開通し、成都から重慶、天水から蘭州、來賓から憑祥、寶鶏から成都などの鉄道幹線が次々と完成した。
1957年、長江をわたる初めての鉄道橋である武漢長江大橋が完成した。
1958~1962年、第二次五カ年計畫のなかで、北部を中心とした鉄道建設が行われ、包頭から蘭州、北京から承徳、蘭州から西寧などの鉄道幹線が完成した。
1958年、寶成鉄道が開通し、中國初の電化鉄道となった。
1970年7月、成都から昆明の鉄道が完成し、中國鉄道網のなかでも重要な幹線となり、西南の少數民族地區の交通狀況が改善された。
1983年、京泰鉄道が開通し、中國が新たに建設した初の複線電化線路となった。
1992年、大秦鉄道が全線開通した。大秦鉄道は中國で初めての重積載物用の線路で、マイクロコンピュータ管理による集中システムと、全線光ケーブル通信システムをもつ初の鉄道となり、科學技術水準が國際レベルに達した。大秦鉄道股份有限公司は2006年8月に上海証券取引所に上場した。
1944年、広深鉄道が完成し、これは中國初の高速鉄道となった。広深鉄道股份有限公司は1996年5月に香港とニューヨーク市場に上場し、現在、中國で唯一の海外で上場している鉄道路線となっている。
2006年7月1日、世界で最も海抜が高く、路線距離が最も長い高原鉄道である青蔵鉄道(青海?チベット鉄道)が予定より1年前倒しで完成し、開通した。
2008年4月18日、京滬高速鉄道が正式に著工した。この前に、武漢から広州、鄭州から西安など20あまりの時速200~350キロの客運専用路線と都市間鉄道が相次いで著工され、新たに建設される高速鉄道の規模は8000キロあまりにも達した。
2008年7月、京津都市間鉄道(北京?天津間)が開通し、時速が毎時350キロを超える最高時速の鉄道となった。中國で初めての完全に知的所有権をもつ、世界一流レベルの高速鉄道である。
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「北京週報日本語版」 2009年6月15日
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