溫家寶総理(中共中央政治局常務委員)は31日午前、北京児童病院で醫療スタッフや受診中の患者を親切に見舞い、新型インフルエンザ対策を視察した。
溫総理は10時20分頃、北京児童病院の外來棟に到著。ホールで病気の子どもを見舞い、親切に病狀を尋ねた。2階の診察室では、診察中の醫師に「最も重要なのは、市民に心配を抱かせないことだ。新型インフルエンザを科學的に扱い、新型インフルエンザが予防?制御?治療可能であることを人々に伝え、人々の心を落ち著かせ、気持ちを安定させることが、治療にもプラスだ」と語った。
溫総理はその後、會議室で、北京市と病院の新型インフルエンザ対策に関する報告を受けた。溫総理は「各地?各関係當局は予防の取組みを重視し、各レベルの組織の役割を十分に発揮し、力強い予防?制御體制を築かなければならない。現時點の予防?制御の重點は、學校、住宅區、および人々の集まる場所、特に學生と児童だ。予防?制御知識を大々的に宣伝し、こまめに手を洗い、常に空気を入れ換え、體溫を測ること、感染を確認したら早く報告し、早く治療し、早く隔離すること、一定の數の患者が出た學校は規定に照らし休校することが必要だ」と指摘した。
「人民網日本語版」2009年11月2日 |