日本の北沢俊美防衛(wèi)相が8日、宮古島を訪れ、今年度の國家予算に西南諸島の防衛(wèi)力強化に向け巨額の予算を計上、宮古島と石垣島への陸上自衛(wèi)隊配備を最優(yōu)先とし、釣魚島(日本名?尖閣諸島)とその周辺海域の「防衛(wèi)力」を強化し、中國の脅威に対抗することを明らかにした。日本はすでに、宮古島に新型設(shè)備を使った電子情報監(jiān)視センターを設(shè)置し、東中國海方面の情報収集力を高めている。
宮古島は北緯24―25度、東経125―126度、沖縄群島西南部に位置する、先島諸島東部にある宮古列島の主島。東京からの距離は約2000キロメートル、沖縄本島からは303キロメートル、八重山列島の石垣島からは133キロメートル、臺北からは約380キロメートル。上海からは約800キロメートル離れている。人民解放軍海軍が太平洋に進出する重要な窓口である宮古島や石垣島での自衛(wèi)隊配備の強化は、日本が西南の軍事配備を増強し、第一列島で中國を阻止する日米の能力をさらに強化する重要な措置でもある。
近年、米國は東アジアへの干渉を強めている。特に、中國が重要な転換期を迎えてから、米國は東アジアでの影響力を広げ、中國の発展を制約する切り札を増やし、東アジアという経済?政治?軍事の重要な地域で絶対的な影響力を確立しようとしている。ここ數(shù)年の中國と周辺國との問題にはほとんど米國の影と干渉がみられる。中國とフィリピンの南沙諸島問題にしても、フィリピンがあそこまで強硬な行動を取れるのは、米國の存在があるからだ。
中國との領(lǐng)土の紛爭がある國々は中國の軍事力の向上、特にJ-20戦闘機や空母「ワリヤーグ」を目の當(dāng)たりにし、新裝備の導(dǎo)入や配備に急いでいる。米國はこれらの國と中國が軍備競爭を展開するのを望んでいる。戦略的にも、兵器販売にしても膨大な利益が得られるからだ。フィリピン、日本、ベトナムなどの國は米國の力を借りて中國を制約したいと考えている。そのため米國は今後も東アジアで影響力を維持し続けるだろう。近年フィリピン、日本、ベトナム、インドによる中國への対抗には連動性がみられる。中國もそれを警戒しないわけにはいかない。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2011年5月16日