楊利偉氏
初の宇宙飛行に成功した中國の宇宙飛行士で現(xiàn)中國有人宇宙飛行弁公室副主任の楊利偉氏率いる代表団が7日、國連ウィーン本部で開かれた有人宇宙飛行50周年を記念するイベントに參加した。そこで新華社の記者は楊氏にインタビューした。
◆宇宙空間の平和利用に存在する世界的問題
「宇宙は全人類のもの。宇宙開発の過程で各國は國際協(xié)力を展開していく動きにある。それと同時に、宇宙空間の平和利用は全人類の共通の願いであり、中國は早くから、宇宙空間の平和利用により全人類を幸福にするという宇宙事業(yè)発展の根本理念を掲げてきた。この根本理念の下、平等?互恵を條件に、中國も各國と交流を強(qiáng)化し、積極的に協(xié)力し、世界各國とともに全人類の幸福に貢獻(xiàn)していきたい」と楊氏は語った。
その一方で、宇宙空間の平和利用と、同分野の國際協(xié)力に存在する世界的問題も指摘。その例として、世界各國の発展にはかなりの格差があり、各國が協(xié)力する上で統(tǒng)一基準(zhǔn)が欠如していること、一部の宇宙大國が人為的に障礙をつくっていることなどをあげた。
◆中國、各國との協(xié)力を望む
楊氏はまた、近年、中國の宇宙開発分野における國際協(xié)力の狀況を紹介。ロシアとは船外宇宙服の開発で協(xié)力、神舟7號の宇宙飛行では宇宙飛行士にかかわる醫(yī)學(xué)的指標(biāo)、測定などのデータをフランスと共有した。
「中國が宇宙開発の分野で各國と協(xié)力できる余地はまだまだある。中國もこの方面に力を入れていく方針だ。これまでの世界各國との交流?協(xié)力には効果があがっている。今後こうした協(xié)力をさらに拡大していきたい」と楊氏は期待を示した。
◆今後の目標(biāo)