中國は年に一度の全國両會(全國人民代表大會、全國政治協(xié)商會議)の時期に入った。中國の両會に対する海外の注目度は、近年高まり続けている。2014年は、中國が改革を全面的に進化する「元年」とされており、米週刊誌『タイム』は中國の「歴史的な転換の年」として定義付けた。中國の外國人大使は、中國と海外の交流を最も直接的に結(jié)び付ける架け橋、中國を最もよく理解している外國人であり、その獨特な視點で中國の両會を解読できる。
駐中國ペルー大使 今年3月の會議には特別な意義も
ゴンザロ?グティエレス氏は2011年より駐中國ペルー大使に就任している。グティエレス氏は記者の取材に応じた際に、「両國関係の各分野の発展に関する年間計畫を立てており、相互促進の一年になるだろう」と語った。
グティエレス氏は、「今年3月の會議には特別な意義がある。なぜなら中國共産黨第18期中央委員會第3回全體會議(三中全會後に開かれる初の會議であるからだ。三中全會では、中國の未來の発展方針に関する重要な決定が下された。三中全會で提案された改革計畫は、中國の未來の市場の役割、汚職撲滅、都市部?農(nóng)村部の発展の不均衡などと関連しており、これらのテーマは全國人民代表大會の會議の內(nèi)容になる」と指摘した。
グティエレス氏は、「中國の対外投資はラテンアメリカとの間に密接なつながりを持ち、特にペルーにとって極めて重要だ。ペルーにとって最も重要なのは、両會のラテンアメリカ問題に対する活動の進展に歩調(diào)を合わせることだ。また政府がいかに中國のラテンアメリカ問題における?yún)⑴cの度合いと多様性を高め、自然資源からその他の重要な工業(yè)?付加価値へ投資を移していくかも重要だ」と分析した。
グティエレス氏は、「政府の活動について興味を感じているのは、習(xí)近平國家主席が就任1年目に、すでに多くの改革を?qū)g施したことだ。中國は多くの社會面の潛在的な問題に直面しており、これらの問題は解決が待たれている。例えば、一部の地方官僚の汚職や環(huán)境保護などだ。中國政府はこれらの問題に直面している。これは中國だけではなく、海外でも公認されている問題だ。政府は臺灣の代表とフレキシブルかつ実務(wù)的な政治対話を進めるため、かつてないほどの努力をした」と述べた。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2014年3月7日