中國は年に一度の全國両會(全國人民代表大會、全國政治協(xié)商會議)の時期に入った。中國の両會に対する海外の注目度は、近年高まり続けている。2014年は、中國が改革を全面的に進化する「元年」とされており、米週刊誌『タイム』は中國の「歴史的な転換の年」として定義付けた。中國の外國人大使は、中國と海外の交流を最も直接的に結(jié)び付ける架け橋、中國を最もよく理解している外國人であり、その獨特な視點で中國の両會を解読できる。
駐中國ベラルーシ大使 中國の改革の経験に注目
ビクトル?ブリア氏は2011年7月に、駐中國ベラルーシ大使に任命された。ブリア氏は中國人の古い友人で、上海萬博開催中に2度訪中している。ブリア氏は記者の取材に応じた際に、「毎年開かれる両會は、中國社會の発展の中で重要な力を発揮している。ベラルーシ大使館も、両會の成果に注目し続ける」と述べた。
ブリア氏は、「中國の改革の経験に特に注目する。中國は市場の決定的な作用の発揮と、社會保障の改善を結(jié)び付ける。これは非常に苦しい任務(wù)だ。ベラルーシは中國経済がいかに革新型にモデルチェンジするかに興味を持っている。これはベラルーシにとって現(xiàn)実的な問題だ。ベラルーシは中國と同じような問題に直面しており、中國と協(xié)力していきたい」と語った。
ブリア氏は、「ベラルーシは中國の國際舞臺における活動計畫と新しい立場にも注目する。また中國の地政學(xué)的戦略、例えばユーラシア大陸を結(jié)び、ベラルーシを経由するシルクロード経済ベルトにも注目する。また中國の海外プロジェクトの投資拡大計畫と、主な発展方針に興味を持っている。ベラルーシは中國の提攜先と本國で、中國―ベラルーシ工業(yè)団地を共同建設(shè)中だからだ」と指摘した。
ブリア氏は両國の全面的な二國間提攜を深化し、特に経済?貿(mào)易?投資面の提攜を重視したいと述べた。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2014年3月7日