韓國の樸槿恵大統領は、「韓國、中國、日本の力を合わせた協力が重要だ」、「韓中日外相會談を基に、3カ國の首脳會談の促進に努める」と発言した。シンガポール華字紙『聯合早報』が伝えた。
樸大統領は8日、ソウルで開かれた國際會議でスピーチを行った。樸大統領は「北東アジア諸國の信頼関係の回復」について、「東アジア諸國は原発の安全、気候変動、災害救助など具體的かつ実務的な分野で協力と対話を協力できれば、歐州のような多國間協力枠組みに発展することが可能だ」と述べた。
樸大統領は、「東アジアの食い違いは、信頼の不足によるものだ。東アジアのさまざまな問題を解決するために、まず朝鮮半島問題を解決しなければならない。朝鮮は核兵器開発と経済建設を同時に推進する政策を進めているが、これは両立できない矛盾した政策であり、朝鮮の人々の人権と生活をさらに悪化させている」と指摘した。
樸大統領は、「最も重要なのは、朝鮮の態度だ。朝鮮が核兵器を放棄して初めて、韓國は國際社會と力を合わせて朝鮮の経済発展に協力し、朝鮮半島を冷戦の暗い影から脫卻させることができる」と語った。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2014年12月10日