第12期全國人民代表大會第5回會議プレスセンターは3月8日午前10時、メディアセンターの多機(jī)能ホールで記者會見を開き、外交部の王毅部長が「中國の外交政策と対外関係」について國內(nèi)外の記者の質(zhì)問に答えた。

人民日報記者：十八大（中國共産黨第18回全國代表大會）以來の、中國の外交の風(fēng)格もしくは特徴を一言で表現(xiàn)するならば、どのような言葉を選ぶか。

王毅外交部長：黨の十八大以來、習(xí)近平同志を中心とする黨中央の力強(qiáng)い指導(dǎo)のもと、中國の外交は困難に打ち勝ち、積極的に切り拓き、一連の重大な成果を手に入れ、中國の特色ある大國外交の新たなページをめくった。キーワードを挙げるならば、3つの鮮明な特徴がある。

まずは先進(jìn)性だ。習(xí)近平総書記は時代の最先端に立ち、歴史の方向を把握し、一連の新思想?新理念を打ち出した。例えば対抗ではなく対話し、同盟を結(jié)ばず仲間を作るというパートナーシップを構(gòu)築し、協(xié)力とウィンウィンを軸とする新型國際関係を構(gòu)築した。それからこれを踏まえた上で、さらに人類運(yùn)命共同體を共同構(gòu)築すると提案した。これらの新しい思想と理念は、同盟を結(jié)び対抗するという古い発想をかなぐり捨てており、さらにゼロサムゲームの古いやり方を超越している。中國の鮮明な特色を持ち、かつ重大な世界的意義を持つ。中國の新時代の外交の行動指針であるばかりか、人類の進(jìn)歩と発展事業(yè)に深い影響を及ぼす。

2つ目の特徴は開拓性だ。中國の外交は國と國民の利益のために積極的に前進(jìn)し、開拓と革新に取り組む。我々は世界を網(wǎng)羅するパートナーシップネットワークを構(gòu)築し、國內(nèi)の発展に向け有利な外部環(huán)境と戦略的支柱を形成した。我々は「一帯一路」（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）を推進(jìn)し、中國の新たな対外開放と互恵協(xié)力の歴史のページをめくった。我々は一般人と心を通わせ、海外民生プロジェクトに取り組み、中國公民と企業(yè)の海外における正當(dāng)かつ合法的な権益を効果的に守った。

3つ目は安定性だ。情勢が不安定で戦亂と衝突が多発する地域と國際情勢を見據(jù)え、我々は終始、平和的発展の道を堅持している。我々は既存の國際秩序と國際體制を疑問視する言行に対して終始、維持しながら改革?改善することを主張する。「グローバル化の逆行」及び保護(hù)主義の臺頭に対して終始、多國間主義と開放?包括の旗印を掲げている。中國の外交のこの安定性と確定性は、大國が擔(dān)うべき責(zé)任だ。さまざまな不確定性を相殺し、かつ中國の定力と自信を十分に示した。

今年は黨の十九大（中國共産黨第19回全國代表大會）を迎える。中國の外交は習(xí)近平総書記の外交思想に導(dǎo)かれ、開拓と前進(jìn)を続ける。中國は國際情勢の安定の錨、世界成長のエンジン、平和的発展のプラスのエネルギー、グローバル?ガバナンスの新たな動力であり続ける。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2017年3月8日