「一帯一路」(the belt and road)國際協(xié)力サミットフォーラムが5月14日と15日の2日間にわたり北京で開催される。日本の元首相、東アジア共同體研究所理事長(zhǎng)、アジアインフラ投資銀行國際諮問委員會(huì)委員である鳩山由紀(jì)夫氏が招待を受け、出席を予定している。このほど、人民網(wǎng)の日本駐在記者は鳩山元首相を獨(dú)占インタービューし、「一帯一路」についての見方や考えを語ってもらった。
鳩山氏はまず2013年9月に訪問先のカザフスタンでの習(xí)近平主席による「我々の住むアジアとヨーロッパの関係をさらに緊密なものとするため、相互の提攜を深め、発展の空間をさらに押し広げていく。我々は新たな発展モデルによって、『シルクロード経済ベルト』をともに建設(shè)していこうではないか。これは地域の各國の人々が協(xié)力して行う大事業(yè)である。まず次のようなことから始めて、點(diǎn)を面にし、線を辺にし、少しづつ地域の強(qiáng)打な提攜事業(yè)を形成しよう」と述べた発言を例に挙げ、このような壯大で現(xiàn)実的な構(gòu)想とそのけん引役としてのAIIBの設(shè)立を、成長(zhǎng)著しいアジア諸國をはじめとする各國が歓迎するのは當(dāng)然のことだとした。
また第13次5カ年計(jì)畫(2016~20年)の、中國の成長(zhǎng)率を平均6.5%以上に維持することと、生産?生活スタイルのグリーン化?低炭素化を図るといった計(jì)畫は重要なメッセージであり、その具現(xiàn)化のために、「一帯一路」構(gòu)想を推進(jìn)する必要があると指摘。さらに「一帯一路」はユーラシア大陸の國々の貿(mào)易、交通、エネルギー、情報(bào)などをインフラ整備によって連攜させ、とくに途上國の経済を発展させて、地域全體を運(yùn)命共同體にする構(gòu)想だと分析。中國の呼びかけでAIIBを設(shè)立させたこの構(gòu)想は、経済を通じて地域を平和に導(dǎo)く考え方であり、その意義は非常に大きいとした。そして鳩山氏は現(xiàn)在、AIIBの業(yè)務(wù)に従事する日本人の數(shù)がアジア開発銀行(ADB)や世界銀行などに比べ極端に少ないため、プロジェクトの採択に際して十分な調(diào)査ができないことなどを理由に、參加を見合わせているが、AIIBの存在価値の大きさを考慮すると、日本は積極的に參加をすべきだとの考えを示した。