第73回世界保健総會が今月18、19日の両日、テレビ會議形式で開かれる。専門家は「新型コロナウイルス感染癥は全人類に共通する敵だ。世界保健機関(WHO)の各加盟國は協(xié)力に焦點を絞り、手を攜え感染対策に取り組み、公衆(zhòng)衛(wèi)生問題の政治利用を避けるべきだ」と述べた。
WHOの最新の統(tǒng)計データによると、世界の新型コロナウイルスの感染者が440萬人を超え、死者が30萬人を超えた。
各國の専門家は、感染癥の問題を政治利用し、他國やWHOに汚名を著せても関連國の國內(nèi)の感染対策になんら資さず、世界の感染対策の協(xié)力に多くの問題を生むだけと見ている。
ベラルーシ國立科學(xué)アカデミーのグサコフ會長は「人類がウイルスと戦う肝心要の時に、國際社會にとって最も重要なのは共に努力することだ。対立を共同感染対策の障害にすべきではない」と述べた。
中國國際問題研究院戦略研究所の陳須隆所長は「いかなる國際機関も、力を発揮するためには加盟國の支持が必要だ。そのうち大國の責(zé)任が特に重要だ。中國は最近、新型コロナの感染対策、発展途上國の保健體制の建設(shè)などに用いるため、WHOに5000萬ドルを寄付した。これこそが責(zé)任ある大國であり、國際感染対策協(xié)力を推進する正しい手段だ」と話した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2020年5月18日