米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)は先ほど、米國は1月11日より新型コロナウイルスのワクチンの研究開発を開始していたと自らの口で認めた。その発言後直ちに、「1月11日」という時間に世論が騒然となった。「新華社」が伝えた。
周知の通り、中國は1月12日、世界保健機関(WHO)に新型コロナウイルスの遺伝子配列情報を提供し、世界に向け予防の警鐘を鳴らした。ところが驚くべきことに、中國がウイルスの遺伝子配列を発見したばかりのころ、米國はすでにそのワクチンの研究開発を開始していたというのだ。これは米國で大流行が発生する3月中旬より2カ月も早い。
新型コロナの危険性を當初から知っていたならば、米政府はなぜ直ちに備えをせず、米國を世界の「感染の中心地」にしたのだろうかと驚きを禁じ得ない。5月16日現(xiàn)在の米國の感染者は140萬人以上、死者は8萬人以上にのぼる。最初から情報を把握していた米國がなぜ、自國を感染狀況が世界で最も深刻な國にしたのかについて、人々は知る権利を持つ。
米國は世界で醫(yī)療技術(shù)?條件が最も先進的で発展した國と標榜してきたが、感染癥については直ちに効果的な措置を講じ抑制することができなかった。むしろ公然と他國に責任を押し付けている。今年は米國の大統(tǒng)領(lǐng)選の年であるが、さまざまな無責任行為の裏側(cè)には、自身の責任から逃れ人々の視線をそらし、選挙に向け駒を手にしようとする米國の一部政治家の細かい計算がある。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2020年5月18日