有名な醫學誌『ランセット』は現地時間19日に発表した聲明の中で、米國のトランプ大統領が5月18日に世界保健機関(WHO)に宛てた書簡に事実誤認があると指摘した。中央テレビアプリが伝えた。
トランプ氏はWHOに宛てた書簡の中で、「米政府はランセットなどによる2019年12月上旬もしくはそれ以前の、武漢である種のウイルスの感染が広がっているとした信頼できる報道をWHOが無視したことについて調査する」とした。
ランセットのリチャード?ホートン編集長はこれについて、トランプ氏の「聲明には事実誤認がある」とした。「本誌は2019年12月上旬にウイルス、もしくは感染癥が武漢もしくは中國のその他の場所で広がっているとする報告を発表していない。本誌の最初の関連報道は2020年1月24日だ」
「中國網日本語版(チャイナネット)」2020年5月20日