米ホワイトハウス報道官は先ほど、米政府が2022年北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を行うと発表した。その口実は、中國の「悲慘な人権狀況」などだった。米政治家のいわゆる「外交的ボイコット」の口実は何ら新鮮味がない。彼らの手には噓の腳本が蓄積されている。中國や世界、さらには政敵や自國民に対しても、考えることなく常にすらすらと噓を唱えることができる。
世界で數(shù)十年に渡り覇を唱える米國は、誰でも思いのままに攻撃?制裁できる。米國の「戦爭帝國」「制裁帝國」「暴力帝國」のイメージが人々の心に深く浸透している。米國の「噓の帝國」という真の姿を再び暴くべき時が來た。
ポンペオ元米國務(wù)長官は以前、公の場で「私は米中央情報局(CIA)の長官だった。我々は噓をつき、騙し、盜んだ。これらを教えるカリキュラムが存在する。これこそが米國が求め、手にしようとしてきた栄譽だ」と述べた。これは良いまとめ方で、まさに米國は噓を作ることで侵略を民主主義の促進に美化し、強奪を公平の維持と粉飾し、人命軽視を人権保護と描寫している。噓と暴力が不公平を公平にし、米國をいわゆる「栄えある帝國」に飾り立てている。
米國が世界についた噓はまだ足りないというのだろうか。早くも冷戦時代にCIAは世界各地でメディア関係者を買収し、メディアを操作し世論に影響を及ぼした。2003年に時のパウエル米國務(wù)長官は國連安全保障理事會で、白い粉末が入った試験管を取り出し、イラクが「大量破壊兵器」を研究?製造していると自信満々に言い切った。これは米國が公然と國際舞臺でホラを吹いた「名シーン」だ。米國はシリアで「ホワイト?ヘルメット」を支援し、巨額の資金援助を提供し、噓とポーズを繰り返し軍事干渉の口実を設(shè)けた。「中國政府の新疆における人権侵害」というありもしない罪をでっち上げるため、在中國アメリカ大使館?領(lǐng)事館はSNSで公然と、畫像合成ソフトで処理した偽の寫真を投稿した。
米國は「噓の帝國」という名を、同國の政治家による外交の「戦績」だけによって手にしたわけではない。米國の政界の內(nèi)部にも噓と騙しが充満している。この黨の爭いで斷裂した國では、政敵と政敵が噓を付き圧力をかけ合い、政治的な利益を手にし火事場泥棒を働くため一般人を騙し、人々の利益を犠牲にすることが日常茶飯事になっている。過去にはウォーターゲート事件が、最近ではヒラリー?クリントン氏の私的メール問題やスノーデン事件などが次々と上演され、人々を驚嘆させている。さまざまな政治の亂れにより損をするのは、この「民主主義國」の一般人だ。コロナ禍の政治家は非理性的な行為のツケを人々の命で支払った。ウォール?ストリートに操られる政府は民生改善を唱える一方で量的緩和策を?qū)g施し、株価を上げ貧富の格差を広げた。
今日の米國はどうなってしまったのか。北米大陸には民主主義の「燈臺」がなく、また「丘の上の町」(a City on a Hill)とやらもない。あるのはぼろぼろになった「噓の帝國」の虛しい仮面だけだ。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2021年12月10日