2008年か続く不景気の中、円高は更に日本の輸出業(yè)に致命傷を與えた。それはまた、日本企業(yè)が海外に進(jìn)出するきっかけともなった。このような狀況の中、中國の中小企業(yè)に狙いを定めるところもどんどん増えてきている。しかし、國外で成功するにはハードルをひとつずつ越えていかなくてはいけない。
そのひとつである「現(xiàn)地の人材確保」が日本の企業(yè)経営陣にとって一番厄介な問題となっているようだ。では、日本企業(yè)はなぜ中國で優(yōu)れた人材を手に入れられないのだろうか。上海の某人材派遣會社を取材した結(jié)果、いくつかの問題點が見えてきた。
問:中國で日本企業(yè)の人気が落ちているのは何故か。
答:人気が落ちたというよりも、最初からあまり人気があるわけでないと言ったほうが正しいかもしれない。中國の大學(xué)生に対して企業(yè)説明會を開催する日本企業(yè)は非常に少なく、學(xué)生の間での知名度は低い。中途採用の場合は、人材はいるものの、日本企業(yè)が要求する日本語能力が転職を希望するものにとっては狹き門となっている。また、例えその會社を気に入ったとしても、今後の人生設(shè)計を考えた場合には難しい點もあるようだ。