日本企業の人気がないもうひとつの原因は、給料が少ないことだ。日本企業は安定しており、クビになる可能性は低いものの、歐米の企業に比べて年収が劣る。平均的な日本企業の月収は8000~10000元で、管理層になると12000~17000元だが、歐米企業はその1.5~3倍である。
更に、研修制度が不明瞭なのも日本企業の人気に影響している。つまり、日本企業は社員の成長に対する具體的な設計がないのだ。転職を考えている人にとって、日本企業は「自身が成長できる」ことも、將來性を感じることもできないのだ。そして、大多數の日本企業は日本人の社員が上層部を占めており、中國人の社員にとっては昇進が望めない、いわば「ガラスの天井」なのだ。
問:日本企業が直面している危機を打開する方法はあるのか。