また、「21世紀の新シルクロード」の建設プロジェクトも注目される。中國國內の鉄道を西へ延伸し、中央アジアを通過してドイツまで広げ、北に延伸してシベリアを越え、最終的にはヨーロッパまでの到達を目指す。中國の南と東南アジア諸國の鉄道を繋ぐことも計畫されており、2025年には始動する予定だ。計畫が実現すれば、中國を軸とした國際高速鉄道ネットワークが完成する。
しかしながら、海外で中國の高速鉄道と言うと、2011年に溫州で発生した鉄道衝突事故が話題に上る。當時、海外は中國の災難を橫目に「これが中國のレベルだ」と馬鹿にしていた。しかし、どんなに皮肉を言ったところで、事実ははっきりしている――既に著しい進歩を遂げた中國の高速鉄道の技術は、1度の事故で挫折し、前進をやめることはないということを。米運輸省の長官は、中國の高速鉄道の建設について、「アメリカは主要交通ネットワークの建設において、中國に追い越された」と感服していた。カリフォルニア州では既に、中國の高速鉄道技術の導入が検討されているという。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2013年1月28日