國際通貨基金(IMF)は3月31日に人民元の外貨準備について初めて公表した。
データによると、去年第4四半期までに、人民元の外貨準備は845億1000萬ドルと、全體の1.07%だった。また世界の外貨準備は計10兆7900億ドルで、前四半期の11兆600億ドルから減少した。
IMFは去年10月から外貨準備通貨構成調査で人民元を一項目に入れていた。IMFの説明によると、中國の市場化改革を通じて人民元の國際化を推進する取り組みを反映し、人民元外貨準備の統計データを完備して、各國の人民元への受け入れ程度を高めるのが狙いだということである。
現在146カ國と地域がIMFに外貨準備の通貨構成を報告している。IMFは加盟國?地域が保持するドル、ユーロ、日本円、人民元など8種類の外貨準備を別々に統計している。
「CRI日本語」より 2017年4月2日