日本紙「朝日新聞」はこのほど、「政府の働きかけを受け、電気自動車(EV)産業が中國で力強く発展している。中國の調査會社の統計によると、今年9月末現在の中國のEV企業は約200社にのぼり、うち150社は過去3年で誕生した。その中にはシャオミなど多くの有名テック企業も含まれる」と伝えた。
韓國紙「中央日報」は、「世界のEVバッテリー市場で中國が躍進している。中國のEV市場の急成長により、大半の中國バッテリーメーカーの業績が倍以上に成長している。世界のEVバッテリー市場の現狀は、歩く日本、走る韓國、飛ぶ中國だ」と伝えた。
清華大學車両?運送學部の李顕君研究員は、次のように述べた。
CO2排出ピークアウトとカーボンニュートラルの目標を受け、中國の新エネ車は生産?販売が共に好調という成績表を提出した。中國の新エネ車の生産?販売臺數は2015年より6年連続で世界一となっており、國産ブランドが急速に臺頭している。世界的に見ると、中國の新エネ車産業はすでに育成期から成長期に入り、世界の自動車産業のモデル転換をけん引する重要な勢力になっている。
中國の新エネ車の急成長には主に次の2つの理由がある。まずは中核技術のサポートだ。中國の新エネ車はバッテリー、モーター、電気制御などの基幹分野で革新を続けており、動力バッテリーの産業チェーンが整い、バッテリー技術水準で世界の先頭集団に入っている。次に、政府の政策による支援だ。國の関連部門は近年、多くの支援策を発表した。國務院はさらに昨年発表した「新エネ車産業発展計畫(2021-35年)」の中で、発展の方向性をさらに明確にし、新エネ車産業発展を支持する人々の積極性を大幅に上げた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年12月13日