國家統計局が11月30日に発表したデータによると、11月の中國非製造業事業活動指數は前月より0.1ポイント減の52.3と、引き続き50を上回り、非製造業が安定した回復傾向を維持していることが分かる。
業種別では、建築業の商務活動指數が59.1で、前月より2.2ポイント上昇した。サービス業の商務活動指數が51.1で、前月より0.5ポイント低下した。業種別では、水上輸送、電信?放送?テレビ?衛星中継サービス、金融サービス、資本市場サービス、保険などの商務活動指數が55.0以上と、比較的高い景気區間にある。小売、道路輸送、航空輸送、宿泊、飲食、不動産、生態保護及び環境管理、住民サービス、文化?スポーツ?娯楽などは50を下回った。
新規受注指數は48.9で、前月よりわずか0.1ポイント低下し、依然50を下回り、非製造業の需要が鈍化していることが分かる。業種別では、建築業の新規受注指數が54.2で、前月より1.9ポイント上昇。サービス業の新規受注指數が47.9で、前月より0.5ポイント低下した。
販売価格指數は50.1で、前月より2.6ポイント低下したが、依然として50を上回り、非製造業全體の販売価格が若干上昇したことを示した。業種別では建築業の販売価格指數が52.5で、前月より4.6ポイント低下した。サービス業の販売価格指數は49.6で、前月より2.4ポイント低下した。
従業員指數は47.3で、前月より0.2ポイント下がり、非製造業の雇用景気が弱まっていることが伺える。業種別では建築業の従業員指數が51.3で、前月より1.1ポイント低下した。サービス業従業員指數が46.6で、前月と変わらなかった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年12月1日