「北斗1號」衛星測位システムはわが國が自主研究開発したもので、地球靜止衛星を利用してユーザーに全天候型、地域的な衛星測位システムを提供する。主要機能は、測位と通信、最も精確な事件を告知する。
【打ち上げ狀況】2000年10月31日、12月21日、03年5月25日、北斗1號01/02衛星が西昌発射センターから打ち上げられ、定點に入ったことは、わが國が自主的なナビゲーション試験衛星システムの確立に成功したことを示すものだ。この成功で、中國はナビゲーション衛星を自主開発できる米國とロシアに次ぐ3番目の國となった。
【實際應用】北斗ナビゲーション試験衛星システムは、ナビゲーション情報を提供する全天候型の地域的なナビゲーションシステム。同システムは主に交通運輸、気象、石油、海洋、森林火災防止、災害予報、通信、海上作業、物流管理などの業種に高効率な測位サービスを提供する。応用の將來性はかなり広い。
「北斗1號」衛星ナビゲーションシステムは、08年の汶川地震救援活動で重要な役割を発揮。救援隊が攜帯した「北斗1號」端末は前線から各種災害狀況を絶えず報告し、対策本部にとって重要な情報支援となった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年8月24日