1945年8月15日、日本の裕仁天皇が日本の無條件降伏を発表した。今日は日本が無條件降伏を宣言してから64周年にあたる。日本の戦沒者の遺族が組織する平和遺族會全國連絡會は15日、東京の靖國神社付近でデモ集會を行い、靖國神社參拝に反対した。
デモの前に開かれた集會で、戦沒者の遺族である井上建氏が杖をつきながら臺上に上がり、戦爭は非常に悲慘な記憶をもたらすもので、今後二度と戦爭が起きないことを希望すると発言した。井上氏に率いられて、集會に參加した300人近くの人は日本の侵略戦爭で死亡したアジアの人民と日本の戦沒者のために黙禱した。
デモ參加者は同日晝、「靖國神社は戦爭の神社」、「遺族は靖國神社參拝に反対」などと書かれたプラカードを手に、「首相と閣僚の靖國神社參拝に反対」、「平和憲法を擁護」といったスローガンを口にしながらデモを行った。參加者の中には高齢者もいたが、強い日差しの下でも30分近くのデモを歩きとおした。
同日、日本の元首相の小泉純一郎氏と安部晉三氏、消費者行政推進擔當大臣の野田聖子氏、國會議員41人が靖國神社を參拝した。靖國神社は東京都千代田區にあり、東條英機を含む14人のA級戦犯の位牌が保管されている。
「人民網日本語版」2009年8月17日