クリントン米國(guó)務(wù)長(zhǎng)官は8日、ワシントンでの演説で「米國(guó)は韓國(guó)、日本、オーストラリアといった同盟國(guó)との絆を再確認(rèn)し、中國(guó)およびインドとの関係を深めた」と述べ、アジア太平洋地域の同盟國(guó)を列挙する際、韓國(guó)を日本より前に置いた。
米政府高官が演説で日本を韓國(guó)より後に「降格」させるのは極めて異例だ。日本政府関係者は「米軍普天間飛行場(chǎng)の移設(shè)問題などで冷えこんだ日米同盟の現(xiàn)狀の反映」と指摘。日本政府は憂慮を深めている。
クリントン長(zhǎng)官は演説でオバマ外交の成果と未來(lái)の展望を概括。日本によるイランへの追加制裁の実施も稱賛した。だがアジア太平洋地域については、対米関係を重視していると見られる韓國(guó)の李明博政権を高く評(píng)価し、韓國(guó)が対アフガン支援を強(qiáng)化したことを稱賛した。
日本政府內(nèi)では、米國(guó)が中國(guó)を重視して日本をなおざりにすることへの憂慮が常にあるが、今後は韓國(guó)との関係でも同様の憂慮が生じることになりそうだ。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2010年9月10日