國防関連科學技術の専門情報サイトである「中國國防科技信息網」が報道したところによると、日本?防衛省技術研究本部は先般、日本が獨自に開発?製造を行っているステルス戦闘機の先進技術実証機「心神」の靜強度試験の寫真を公開し、計畫に沿って機體の靜強度を確認するための試験を進めると発表した。寫真から、先進技術実証機の試験前の準備が行われていることがわかる。
防衛省技術研究本部は2000年から先進技術実証機(Advanced Technological Demonstrator-X、ATD-X「心神」)の研究開発を開始した。その後、三菱重工業が実証機の組み立てを防衛省から受注し、2012年3月28日に同社の名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場(愛知県)で記念式典が行われた。「心神」はステルス性や高運動性を併せ持った実証機であり、組み立て作業は2年を目途に進められ、2014年9月の初飛行を目指す。その後は2年間かけて、先進技術に関する各種実証試験を行い、日本で初となる純國産戦闘機の研究開発の未來に向けて、その道を切り開く。
先進技術実証機は三菱重工業が主契約企業として開発を行っており、中央胴體部を三菱重工、機體のコックピット造りは川崎重工、主翼と水平?垂直尾翼を富士重工業、エンジンをIHIがそれぞれ擔當し、最終組み立ては三菱重工小牧南工場で行われる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月12日