2013年末にA級戦犯の祀られている靖國神社を公然と參拝すると、安倍晉三首相はダボス會議の開催期間に、現(xiàn)在の日中関係を戦前の英獨関係と比較し、再び國際社會の批判を浴びた。「人民日報」が伝えた。
100年前の英獨関係とのすり替えにより緊張ムードを煽り、輿論の注目を近現(xiàn)代における日本の侵略の原罪から現(xiàn)在の「中國の脅威」に移し、改憲と軍拡を推進し、「國家正常化」を実現(xiàn)する政治的ツールとする。これは安倍首相が「歴史比較論」により達しようとする目的だ。
しかし安倍首相の「國家正常化のロードマップ」には逆説が満ちており、歴史修正は世界の注目を日本の過去に集めるばかりだ。歴史を忘れた人間は同じ過ちを繰り返す。安倍首相の「國家正常化のロードマップ」が、袋小路に陥ることは間違いない。
安倍首相の就任から1年余りで、日本全體の発展方針と戦略に脫皮が見られた。日本は「國家正常化」を20年間求め続けており、どのような「正常な國」になるか、どのような手段により「正常な國」になるかについては、議論が止むことはなかった。安倍首相は実際の行動により、この二つの重要な問題に回答した。日本は「正常化した軍事」を含む「正常な國」になり、軍事的手段によりこの目標を実現(xiàn)することを回避しないというのだ。
過ぎ去ったばかりの2013年は、日本に「軍事復國元年」と稱されている。安倍內閣のいわゆる「安保3本の矢」と呼ばれる國家安全保障戦略、新たな防衛(wèi)計畫の大綱、中期防衛(wèi)力整備計畫、これを法律?體制面から支援する日本版の國家安全委員會、特定秘密保護法により、戦後日本の安全戦略の重大な脫皮を実現(xiàn)した。敗戦から約70年後、安倍首相は日本を再び「戦爭ができる國」にしようとしている。安倍首相は2014年の年頭所感で、強い日本を取り戻す戦いは始まったばかりと稱した。これは「改憲?軍拡」、「歴史の美化」という2本の主線を巡り、政治右傾化の道を歩み続けることを意味する。