中國全國人民代表大會常務委員會は25日午後、9月3日を中國人民抗日戦爭勝利記念日に、12月13日を南京大虐殺犠牲者國家追悼日とする、二つの立法決定草案について審議した。
この二つの記念日を立法形式で制定しようとする中國の動きを世界的な視野から見れば、重大な世界的意義が込められていることが分かるだろう。これは歴史と國恥を忘れず、力を合わせ戦い抜くという國內の啓発だけではなく、當然ながら他國への憎しみを煽るナショナリズムの象徴ではない。
中國が國家の名義で正式に記念日を制定し、追悼を実施する世界的な意義は、人類の歴史の記憶を長く留め、一瞬たりとも忘れたり鈍感になることを避け、歴史を鑑とし、未來を切り開き、共に世界の平和と正義?良知を守り、共同発展と時代の進歩を促すことにある。
中國人民の抗日戦爭の勝利は、世界の反ファシズム戦爭の勝利に対して、消すことのできない歴史的な貢獻をもたらした。世界の平和を脅かすファシズムの邪悪な勢力を共に取り除き、人類の進歩の力を拡大し、世界の民族解放運動を促し、世界平和事業に深い影響を及ぼした。
中國人民の抗日戦爭の想像を絶する苦しみの中で、人類の災禍という莫大な民族の犠牲が生じた。3000萬人という死者數、6000億ドルという損害額は冷たいただの數字であり、30萬人が死亡した南京大虐殺も日本のファシズム勢力の極端かつ殘虐な行為の典型的な事例の一つに過ぎない。
ファシズムの侵略の歴史の罪を否定?美化し、戦後の國際秩序を脅かし、人類の反ファシズム戦爭の勝利の成果を損ね、中國人民の抗戦の犠牲と貢獻をなかったことにしようとする、歴史修正主義、歴史をひっくり返そうとする流れは絶対に許されないものだ。この流れは毅然とした反対にあい、必ず失敗に終わるだろう。