中國向けの機械および電子部品の需要激増を受け、韓國は初めて中國最大の貿易輸入國になった。この玉座は昨年、まだ日本に占められていた。韓國貿易協會などの統計データによると、韓國が昨年の中國輸入市場で占めたシェアは2012年の9.17％から9.24％に上昇し、日本を抜いた。日本の同期のシェアは9.78％から8.19％に低下し、2位に順位を落とした。韓國KBSテレビが2日に報じた。

中國の機械?電子産業が急速に発展し最大の輸出業界になると、韓國製の高品質部品の需要も激増した。中國が昨年韓國から多く輸入した商品には、電気?電子部品、石油製品、自動車部品などがあった。そのうち中國が韓國から最も多く輸入した商品は集積回路で、輸入額は14.7％増の452億5000萬ドルに達した。無線通信機器の部品の輸入額は、20.6％増の100億7000萬ドルに達した。韓國全體の5597億ドルの輸出額のうち、中國市場が占めた比率は26.1％と過去最高に達した。

日本の対中輸出品目は過去20年間で大きく変化しており、中國の製造業のシフトとレベルアップを反映した。1995?1998年に渡り、鉄と衣料品用繊維が日本の対中輸出額の1位と2位を占めていた。2000年以降は、半導體などの電子部品が最大の輸出品目となった。日本が得意とする自動車輸出を例とすると、2000年までは完成車の輸出ばかりであったが、その後は自動車部品が中心となった。