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視點:「アジアとの和解」という態度が欠ける安倍談話

視點:「アジアとの和解」という態度が欠ける安倍談話。 內閣総理大臣の安倍晉三氏は、多くの場所で様々な話をしている。「侵略の定義は存在しない」、「慰安婦に強制性はない」などだ。バンドンやワシントンなど、安倍氏が國際社會の注目する舞臺で演説した際、日本が行った戦爭を侵略戦爭だと言わず、植民地支配に対する謝罪もしなかった。安倍氏は「反省」という言葉を使ったことがあるが、日本が侵略戦爭を起こし、植民地支配を行ったことに「痛切な反省」をしているのではなく、人類社會が戦爭一般に対する反省という意味だった…

タグ: 安倍談話 アジアとの和解

発信時間: 2015-08-15 11:01:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 20年前、村山富市內閣が戦後50年談話に関する議論していた。戦爭問題について、國際社會に対する日本の態度を表明しようとしたころ、それに斷固反対する右翼政治家がいた。そのひとりが安倍晉三氏である。當選して2、3年の若者だったにもかかわらずだ。談話が可決されると安倍氏は立ち上がり、憤然として會議場を後にした。20年が経ち、安倍氏は何度も村山談話を受け継がない旨の発言を繰り返し、村山談話とは全く異なる新しい首相談話を発表したいと考えていた。 

安倍氏が日本國內で行った様々な講演の中で「村山談話の継承」が語られたのはつい最近のことである。しかし安倍氏に追隨する日本の右翼メディアは何度も、安倍氏は日本の対外戦爭を侵略戦爭としないし、戦爭や植民地支配に謝罪することはないと何度も言い続けた。70年前の戦爭に対するこのような態度こそ、安倍氏の本意なのだろう。 

しかし、日本國総理大臣の談話は、首相個人の観點を発表する場ではない。2015年8月14日の安倍談話で安倍氏は、右翼メディアが言っていたような「侵略戦爭を語らない、謝罪しない、反省しない」の「三不方針」で臨むことはなかった。「植民地支配からの永遠の決別」、「事変、侵略、戦爭。我々は二度といかなる武力と威嚇を使用せず、このような手段で國際紛爭を解決することはない」と語られた。

安倍氏は談話の中で、「戦爭と全く関係のない新しい世代に、謝罪し続ける宿命を背負わせてはならない」、しかし彼らは「謙虛な心で過去を継承し、未來の責任を受け継がなければならない」と述べた。この談話內容は、政治家、そして日本國総理大臣である安倍氏の真の考えなのかどうか、依然として不明瞭なのである。

 

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