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中國の抗日戦爭と世界の反ファシズム戦爭との関係③太平洋戦爭の勝利と戦後秩序の確立における中國の役割

中國の抗日戦爭と世界の反ファシズム戦爭との関係③太平洋戦爭の勝利と戦後秩序の確立における中國の役割。

タグ: 抗日戦爭 世界の反ファシズム戦爭

発信時間: 2015-08-20 15:15:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

太平洋戦爭勃発により、中國と米英など反ファシズム國との関係はより緊密なものとなり、長期にわたって単獨で抗日戦爭を続けた不利な局面が打開された。中國の戦場が重要な意義を持っているとみなされたことから、1941年12月末から1942年1月まで行われた英米両國によるワシントンでのアルカディア會議では、対日戦線を調(diào)整し、中國戦區(qū)を設(shè)けることが決定された。中國戦區(qū)統(tǒng)帥は、中國?タイ?ベトナムなどの地區(qū)の連合國軍の指揮を擔(dān)當(dāng)することとなった。これは、中國の抗日戦爭と米國の極東戦略を結(jié)びつけ、中國の戦場と太平洋の戦場との関係を緊密化した。中國の戦場はまぎれもない東洋の主戦場となったのである。

1942年1月1日、中國?米國?英國?ソ連の4カ國の呼びかけで、「連合國共同宣言」が26カ國によってワシントンで締結(jié)された。加盟諸國は、兵力と資源とを総動員し、共同の敵に打撃を加え、いかなる敵とも単獨で講和を結(jié)ばないことが求められた。國際反ファシズム統(tǒng)一戦線が正式に形成されたことを示すできごとであった。中國はこの宣言に真っ先に署名し、國際反ファシズム統(tǒng)一戦線の形成に大きく貢獻(xiàn)した。1943年11月18日、中米英3カ國の首脳會議がカイロで開かれ、12月3日に「カイロ宣言」が示され、日本は無條件降伏をすべきであるなどとする國際原則が定められた。米國のルーズベルト大統(tǒng)領(lǐng)は「爐辺談話」において、「英國、ロシア、中國、合衆(zhòng)國とその同盟國は、全世界の4分の3以上の人口を代表している。この4つの軍事大國が団結(jié)一致し、平和維持を決意すれば、世界大戦を再び発動する侵略國が出現(xiàn)する可能性はない」と指摘している。

第2次大戦終結(jié)前後と國際連合の設(shè)立の過程において、中國は事実上、世界の強國4カ國の一つとして重要な影響を発揮した。中國が提出した平和の道義と法制の原則は、世界各國に受け入れられた。中國は、朝鮮半島が植民地支配を脫することを斷固として支持し、同盟軍の戦後審理に參加し、琉球諸島の國連委託管理を支援するなど、戦後の東アジアと世界の平和的秩序の回復(fù)と発展に不可欠な役割を果たし、その影響力は高まっていった。

 

「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2015年8月20日

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