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東京大空襲の生存者、「安倍氏は戦爭の恐ろしさを知らない」

東京大空襲の生存者、「安倍氏は戦爭の恐ろしさを知らない」。

タグ: 日本,戦爭,東京大空襲

発信時間: 2015-08-27 10:29:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

第二次大戦後期、日本は降伏を拒否していた。日本の降伏を促すため、連合軍は日本本土の爆撃を開始した。連合軍は1945年3月9日夜、2000トンの焼夷弾を投下し、東京の約4分の1を焼け野原にした。この大爆撃は、日本軍國主義の連合軍に対抗する意志をくじいた。記者はこのほど東京で、東京大空襲の生存者である竹本杏子さん(86)を取材した。

政府が日本を戦爭に導く

――今でも東京大空襲の當日のことを覚えていますか?

竹本さん:私は1945年3月9日の當時、中學校に通っていた。妹は當日、學校で週末に催される発表會に參加する予定だった。私は彼女のリボンがかわいいと思わず、近くの大きめの商店で買ってやろうとした。午後5時半ごろ、私は自転車で外の道を走っていると、ふと空から飛行機の轟音が聞こえてきた。それから數キロ離れた工場で大きな音がし、赤い火柱が立つのが見えた。強い爆風で私は神社の壁にぶつかり、気を失った。

目が覚めると、私は自分の目が信じられなかった。周りの建物のほぼすべてが、私の目の前から消え失せてしまったのだ。

一部の人は生き延びるため、蓮池に飛び込んだ。しかし池の水は焼夷弾で沸騰し、飛び込んだ人は出てくる力を失った。

――あなたはどうして生き延びたのですか?

竹本さん:神社の木はすべて焼け焦げたが、2本の直徑50センチほどの柱が倒れて空間ができた。私はこの2本の柱に救われたのだと思う。

――この戦爭をどのように考えていますか?

竹本さん:私は成長し、米國人を憎まなくなった。政府が日本を戦爭の道にのせ、私たちの軍人が先に戦爭を発動した。私は今、永遠に戦爭に見舞われないことを願うばかりだ。

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