今回のフォーラムは、外文局が中國側の主催者として開催する最初のフォーラムであり、「次の10年」における最初のフォーラムでもある。フォーラム主催者としての外文局の強みと使命について、周局長は次のように指摘した。
過去60年余りにわたって、數代にわたる人々の努力を通じて、外文局の対日文化交流は、書籍?雑誌?インターネットを通じて、日本での大規模な読者層と人脈を培ってきた。このことは、我々がこのフォーラムを擔當する重要な土臺となっている。外文局には、日本に精通し、日本を知り、日本を研究している人員がいる。こうした人員も、フォーラムを成功させる力となる。中日関係が困難に遭遇しても、チャンスを迎えても、今後のフォーラムにとっては新たな活力と原動力となる。外文局はこの重要な使命を引き受け、完遂する土臺を備えている。
対日文化交流の強化、中でも中日メディア交流の促進は、外文局の対日メディア事業の主旨である。我々も、北京—東京フォーラムを成功させることを事業発展の新たな方向と位置付け、対日交流の新たなプラットフォームとし、これを通じて中日交流に新たな息吹きと活力を注ぎ込むことを望んでいる。
外文局が北京—東京フォーラムを開催するのは初めてだが、フォーラムの過去10年で蓄積した豊かな経験は我々にとって貴重な財産となる。フォーラムでは多くの新たな課題にも直面しなければならないが、両國関係の大局と中日関係の発展という重要な土臺を拠り所とすれば、フォーラムを必ず成功させることができる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月12日