「一帯一路」構(gòu)想は一般的に、インフラ整備でユーラシア大陸の國々を中心に連結(jié)性を高め、特に発展途上國の経済発展を行うものと捉えられていますが、最大の目的は、経済発展ののちに紛爭を未然に防ぎ、地域全體をより平和に導いていくことでしょう。私は常々こうした発想は非常に大切だと思っていますが、習主席は演説で、「一帯一路」構(gòu)想の五つの目的のうち、第一が平和への道、その次が繁栄だと言われました。そこには経済的な問題解決以上に、地域全體を戦爭のない地域に変えるだという習主席の強い意志を感じることができ、直にこの言葉を聞くことができたことを嬉しく思っています。

　 私は人生の目的を、平和に幸せに生きることだと思っています。その手段としての経済発展は必要ですが、金融資本主義や市場経済萬能主義がまかり通ってしまうと、経済が最優(yōu)先のように聞こえてしまいます。そして、必ずしもその利益にあずかることができず、むしろ貧困におちてしまう人々が増えてきているのが現(xiàn)狀です。そんな中で習近平主席が「『一帯一路』最大の目的は運命共同體で、みなが仲良く暮らして平和になること」と規(guī)定されるのは、とても正しい指導者の考えだと思っています。

　 私も「東アジア共同體」というものを主張してきました、この提言も習主席が提唱する「人類運命共同體」同様、東アジアの國々があらゆる問題を議論し、対話と協(xié)調(diào)路線の中で地域全體を平和にしたいという発想からなる、東アジアと東南アジアの諸國を包含する運命共同體構(gòu)想です。習近平主席の「一帯一路」はさらに大きなユーラシア全體を考える構(gòu)想で、このように気宇壯大な夢の実現(xiàn)への意思を習主席は持っておられること、また、私の発想と方向性が同じであることに感銘を受けています。