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中國との「共生」こそ日本の生きる道

中國との「共生」こそ日本の生きる道。

タグ:「一帯一路」構想

発信時間:2017-10-19 21:07:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


さよなら「大日本主義」

  21世紀は今まで唯一の大國とも言えた米國が徐々に衰退する一方で中國が臺頭していることから、今後は中國と米國が拮抗しつつ協力して発展する時代にしなければいけないと思います。日本の「実るほど{こうべ}頭を垂れる稲穂かな」というたとえのように、人間も國も成長すればするほど、周辺に対して力で優越を示そうという発想に陥りやすくなりますが、習近平主席の大國主義は実れば実るほど頭を垂れるもので、周辺諸國との協力関係を高めつつ、13億人以上の國民を有する中國としての生き方を訴えていくという発想は良い方向だと思います。そしてその先に「一帯一路」構想があると理解しています。


  日本はかつて経済中心に発展し、GDPが世界第2位にまで伸びた國ですが、人口はわずか1億2000數百萬で、中國の10分の1以下です。このように小さな國が中國と米國という二つの大國に挾まれ、自分も大國だと虛勢を張ることに、果たしてどれだけ意味があるでしょうか。私は政治や経済で強い國を目指すよりも、一人ひとりが幸せを感じる國であってもらいたいと思います。ですから日本は大國主義を求めるのではなく、ミドルパワーとして世界の國々にモデルを示すことが大事だと思っています。


  幸か不幸か、日本は世界初の高齢社會國家になりました??证椁襻幛沃袊飧啐h社會に突入し、お年寄りの生きかたと労働力の新しい発想が求められるでしょう。このような時にこそ日本がミドルパワーを発揮し、初の高齢社會の國として成功例を作り上げ、お年寄りや生まれてくる子供たちに満たされた社會を提供するようであってほしいと思います。そのためには経済成長や軍事大國を目標とするのではなく、一人ひとりの人間の生きる価値をいかに見出し、國がそれをいかに助長していくかが求められていると思います。周辺國とケンカをするのではなく、より仲良くしていくことこそが、共生の社會です。もともと中國や韓國から多くのものを學び、文化的価値を享受している日本は、より中國と共に生きる、あるいは生かされる喜びを味わえるような関係になるべきで、紛爭を未然に防ぐシステムを作っていくことが大事だと考えます。

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