中日韓協(xié)力事務局はこのほど、「中日韓の精神――2025年度の漢字(単語)」を発表した。「未來」が最多得票數(shù)で選ばれ、広く注目を集めた。これは未來の協(xié)力掘り下げに対する3カ國の人々の楽観的な態(tài)度を示した。日本メディアは、投票者は歴史の隔たりを乗り越える希望を「未來」に託したと伝えた。中國のネットユーザーも、3カ國の関係が回復し、今後の協(xié)力に期待できるとした。「環(huán)球時報」が伝えた。
中日韓は最近、外交往來と越境観光の積極的な姿勢を保っている。中國の戴兵駐韓大使は就任後に韓國の當局者と會談した。雙方は中韓戦略的協(xié)力関係を促進することで合意した。日本の巖屋毅外相は年末に訪中し、協(xié)力深化の積極的なメッセージを発信した。ビザ免除措置の実施に伴い、日韓で訪中旅行が盛り上がっている。中日韓の「週末観光圏」の活況に期待できる。
ところが地域及び世界の不確実性が増す中、中日韓協(xié)力の維持は非常に困難になっている。3カ國の経済規(guī)模は世界の24%を、貿(mào)易額は20%を占めるが、地政學的な圧力が依然として主な障害になっている。
現(xiàn)在のビザ免除措置による観光及び交流の盛り上がりは、3カ國関係の発展に向け新たな成長源を生み出した。近年の交流の冷え込みは民間の認識に影響を及ぼしたが、訪中日本?韓國人客の増加に伴い、雙方の相互理解と好感度が増す見込みだ。
3カ國は將來的に、保健や知財権などの分野で協(xié)力の大きな潛在力を秘めており、これは気候変動対応や人工知能などの面での協(xié)力に向けた條件を整える。「未來」の當選は、中日韓協(xié)力の幸先の良いスタートを切った。3カ國は2025?26文化交流年のチャンスを摑み、協(xié)力を掘り下げ、地域の調(diào)和的な発展を促進するべきだ。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2025年1月6日