広州市経済貿易委員會は19日、広州市の飲食業の売り上げが昨年、前年比23.8%増の515億6100萬元に達したことを明らかにした。上海の669億5400萬元に次ぐ全國2位につけ、北京の411億元を超えた。広東省の飲食業売り上げに占める割合は4分の1強だった。広州市民の飲食消費額は年間5063元。全國平均の4倍以上に達し、中國の大都市のトップとなった。広州市の夕刊「羊城晩報」が伝えた。
調査によると、広州市の今年1月から7月までの飲食業売り上げは343億5千萬元に達し、昨年同期比19.2%増となった。この増加率は、社會消費品小売総額の増加率を6ポイント上回っている。飲食消費のうち60%余りは、家族単位やレジャーでの飲食といった市民生活に密著した消費が占めた。レストランで食事をしたり、春節や中秋節などの祝日をレストランで過ごしたり、友人とお茶會を開いたりする習慣を持つ家庭は35%以上にのぼった。
広州市にある美食ストリート(エリア)は建設中のものも含めて25カ所にのぼり、市內の9區と2県級市に分布している。「広州美食園」「白雲大道美食長廊」「東都大世界美食街」などの10カ所は、広州市で最初の美食ストリート(エリア)に認定されている。広州市で営業する飲食店は全部で3萬店前後にのぼり、そのうち中華料理や西洋料理を出す一般レストランは約1萬2千店、ファストフードやその他の飲食形態を取る店は約1萬8千店となっている。
「人民網日本語版」2009年8月20日